研究課題/領域番号 |
17K13426
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
浅間 哲平 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (00735475)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 文学 / 小説 / 美術史 / フランス / プルースト / 美術批評 / コレクター / 展覧会 / 画廊 / 蒐集 / 美学 / ロベール・ド・ラ・シズランヌ / ジャック=エミール・ブランシュ / ラスキン / コレクション / 画商 / エミール・マール / 仏文学 |
研究成果の概要 |
プルーストが受けた当時の美術史家からの影響をさぐり、プルーストがいかなるコレクションに関心を示したのかを調査し、そして美術批評家と呼ばれるような人たちとプルーストの交流関係を詳らかにした。以上の三点からプルーストがどのような知のシステムのもとで美術にたずさわったのかを明らかにしてきた。 この研究の成果の一部はTeppei ASAMA, Proust et les amateurs, Paris, Classiques Garnier, 2020によって公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プルースト研究への一定の貢献ができた。しかし、それだけではなく19世紀末に美術に関心をもつとき、フランスにおいてどのような選択肢があったのか、またそのような教養がどのように記述されていったのか、芸術受容についての文化史への貢献があった。 プルースト研究の範疇にとどまらない、文化史・美術史とプルーストの関係を描き出したことが本研究の大きな成果である。
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