研究課題/領域番号 |
17K13471
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 福岡女子短期大学 (2019-2020) 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 (2017-2018) |
研究代表者 |
村山 実和子 福岡女子短期大学, その他部局等, 講師 (50783586)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 語形成 / 語構成 / 歴史コーパス / コーパス / 複合語 / 派生語 / 中世語 / 近世語 / 派生 / 複合 / 接辞 / 語構造 / 国語学 |
研究成果の概要 |
本研究は、中世~近世における日本語の語形成の傾向や特徴について明らかにすることを目的とするものである。そのために、国立国語研究所が公開している『日本語歴史コーパス』に出現する語の情報を抽出し、派生・複合に関する情報の付与を試みた。情報付与の効果的な手法を提案するとともに、そのデータにもとづき、特に中世~近世における形容詞の造語の傾向について研究成果を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
語構成研究において、語以下の要素や語構造に関する情報を網羅的に収集・分析することは困難を伴うが、本研究では、コーパスを利用することで対象資料内の全ての要素に目配りできること、時代ごとの実態を客観的なデータとして提示可能であることを示した。 また、『日本語歴史コーパス』という言語資源については、各研究者が必要に応じて機能を拡充させていくことが想定されているが、本研究はその展開例として重要な位置づけとなると考えられる。
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