研究課題/領域番号 |
17K13480
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
井上 亜依 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 総合教育学群, 准教授 (70441889)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フレイジオロジー / 実証的 / コーパス / 形態論 / 意味論 / 音響音声学 / フレーズ成立の規則 / 英語定型表現研究 / 実証的研究 / Corpus Pattern Analysis / フレーズの成り立ち / 形成規則 / 形成条件 / フレーズの実態解明 / 語形成規則の応用 / ストレスパタン / 体系化 |
研究成果の概要 |
本研究は、次の4点に取り組んだ。1)これまでの語形成規則を現代英語に観察されるフレーズの成立説明に活用し、フレーズの成立規則を提示した。2)様々なフレーズのストレスパタンを調べる、そのストレスパタン規則を提示した。3)明らかにしたフレーズの規則を検証した。4)言語経済とフレイジオロジーの視点から現代英語の変化を解明した。その結果、次の2点を明らかにした。①現代英語に観察されるフレーズの内面的特徴を明らかにし、フレイジオロジーに体系的説明を与えた。②そのフレーズの内面的特徴を言語の変化と捉え、その変化の根底に働いている原理を言語経済の法則から説明し、現代英語に観察されるフレーズの変化を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が行ったフレーズの形成規則、形成過程、形成条件、ストレスパタン規則を研究したことは下記の意義が見出された。 平易な単語から構成されているが理解が難しいフレーズの規則を明らかにすることで、英語を理解するのに役立つだけでなく、英語らしさを伴った言語活動が可能となった。そして、本研究で明らかにしたフレーズの形成規則、形成過程、形成条件、ストレスパタン規則は、ほとんど研究がされていなかった。このため本研究は、世界に先駆けて新たな視点でフレイジオロジーの体系化を報告することができ、非常に特色のある研究になったと言える。
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