研究課題/領域番号 |
17K13488
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 武蔵野美術大学 |
研究代表者 |
三代 純平 武蔵野美術大学, 造形学部, 准教授 (80449347)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 芸術系元留学生 / ライフストーリー / 日本語教育 / キャリア教育 / 就職支援 / ナラティブ / 当事者性 / キャリア / 産学連携 / インタビュー / 社会参加 / 外国人人財 / 留学生の就職 / ライフストーリー研究 / 芸術系留学生 / 参加 / 越境 / グローバル人材 / 就職 |
研究成果の概要 |
本研究は、芸術系大学で学び、日本で就職した元留学生のライフストーリー調査である。近年、急増の傾向にあった芸術系大学で学ぶ留学生のキャリアを考えるための基礎研究となることを目的とした研究である。調査からは、以下のことが明らかになった。①芸術系大学出身の元留学生は、デザイン関係の仕事についているケースが多いが、採用においても、採用後の業務においても高い日本語能力が求められる。②デザイナーとして仕事をすることで、はじめて自分がデザイナーとしてどうありたいかが明確になり、そのビジョンに従って、転職するという傾向がある。従って、芸術系留学生に対するキャリア支援も総合的、かつ長期的なものが求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、芸術大学で学ぶ留学生の数は、急増している。一方で、彼らに対する研究はほとんど行われていない。彼らの多くは日本での就職を希望している。彼らの日本語教育、およびキャリア支援を考える上で、本研究の知見は役立つと思われる。 また調査過程で、検討された質的研究としてのライフストーリーに関する考察は、日本語教育における質的研究を検討することに資すると思われる。
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