研究課題/領域番号 |
17K13492
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
横内 裕一郎 弘前大学, 教育推進機構, 助教 (40782800)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スピーキング評価 / フィードバック / 評価 / スピーキング / CAF / 複雑さ・正確さ・流暢さ / 言語テスティング / 言語学 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、英語学習者を対象にスピーキングテストの結果を言語の複雑さ、正確さ、流暢さ(CAF)の指標で示すことによって、学習に良い波及効果を与えられるかどうかを検証することを目的に調査が行われた。流暢さについては、西(2010)による報告と同様に継続的な伸長が見られた一方、正確さと複雑さへの影響はほぼなかった。CAF指標の値をフィードバックとして与える方法は、評価者に負担が大きいにもかかわらず、学習者にとって十分な学習効果がないことが明らかになった。しかし、流暢さに関しては向上が見られたことから、スピーキングの評価・指導の際に流暢さの指標を提示することは有効であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じ、スピーキング能力を容易に評価し、フィードバックを与えられることができるようになれば、これまで以上にスピーキング指導がの実現可能性が高まるため、英語スピーキング指導の質と量の改善が期待できる。さらに、近年は言語の複雑さ・正確さ・流暢さを取り扱った研究が増えていることからも、学習者にとって解釈しやすい指標を明らかにすることができれば研究に対しても有益な情報をもたらすことが可能となる。
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