研究課題
若手研究(B)
本研究の主眼は,高等教育機関における英語学習プログラムを総合的に効率化することを目的として,教育という営為の中で自然発生する大量のデータを有効活用する手立てを提案することである。具体的に,本研究では,(a)授業時に行われるのテストの自動採点および自動分析システムの開発,(b)オンライン学習ログデータに対して数理モデルを適用し,成績の事前予測システムの開発,(c)学生の学習状況の数理モデル化に取り組んだ。また,実際に学生に対して提供されている英語学習プログラムに上記の3点を実装し,これらの有効性に関する評価を得た。
昨今,日常的に発生する大量のデータを利活用しようとする新しいタイプの応用研究が注目を浴びている。教育研究もその例外には漏れないが,データ解析がどれほど教育実践に対して還元されているかといえば,顕著な成果が報告されているとは言い難い。本研究は,徹底的に教育現場に根ざした応用を目標とし,実際の英語学習プログラムに対して多種のデータ解析を実装しようとしたものである。
すべて 2019 2018 2017
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件) 図書 (1件)
Annual Review of English Language Education in Japan
巻: 30 ページ: 92-108
130007826116
巻: 30 ページ: 287-302
広島外国語教育研究
巻: 21 ページ: 169-185
120006414280
巻: 28 ページ: 193-208
130006687680
中国地区英語教育学会研究紀要
巻: 47 ページ: 63-72
130007384880
巻: 20 ページ: 231-244