研究課題/領域番号 |
17K13515
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 立命館大学 (2019-2021) 同志社大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
小島 直子 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (80624890)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 外国語教育学 / EMI / 動機づけ / 教育的介 / 外国語学習 / 学習者心理 / Motivation / 教育実践 / 言語教育 / 外国語教育 / 教員支援 |
研究成果の概要 |
本研究はEMIにおける①学習意欲を高める効果的な指導方法を明らかにし、その結果をもとに②EMI担当教員支援ワークショップを行う予定であった。さらに③長期的なEMI教員支援と実証研究による効果検証を重ね、④普遍的かつ効果的なEMI教員支援プログラムとEMI指導方法を確立することを目的としていた。①および②に関しては予定通り実施した。その一方で、③および④についてはコロナ禍の影響を受け実施が困難を極めた。 そのため、これらの研究目的を一部変更し、①で得た結果を書籍として出版する、EMI教員に加えて外国語教育学の研究者および教員とも共有することを通して、より普遍的かつ効果的なEMI教授法を探った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
EMIでは高い教育力が要求されるにもかかわらず、EMIを担当する教員へのサポートはほぼ皆無である。本研究ではEMIで学ぶ難しさ、EMIを担当する負荷の高さを明らかにするだけでなく、英語「で」教えるだけでは英語も科目も学べないことを明らかにし警鐘を鳴らした。 さらに教育的介入調査を通し、より効果的な教育的アプローチ追及し、これらの結果を 著書、論文や口頭発表を通して発信した。そしてEMI教員、外国語教育学の研究者・教員とさらなるEMIにおける教育力向上を目指して議論を重ねた。今後、ますますEMIが増加する中で現状把握と問題点の明確な理解とその認識を広めることに貢献した。
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