研究課題/領域番号 |
17K13562
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 愛知県立大学 (2018-2019) 早稲田大学 (2017) |
研究代表者 |
正木 慶介 愛知県立大学, 外国語学部, 准教授 (00757172)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 近代イギリス / ホイッグ / 政党政治 / 地方政治 / アソシエーション / コメモレーション / 市民社会 / 公共圏 / 西洋史 |
研究成果の概要 |
本研究期間に得られた成果を、論文と口頭報告に分けて示したい。まず、論文について、「フォックス晩餐会」(『史苑』)では、ホイッグ党議員と地方ホイッグの間での協調関係と緊張関係の両側面を明らかにした。この研究を発展させ、英語論文を提出した(近刊予定)。また、地方トーリの観点からではあるが、地方政治におけるホイッグとトーリの対立を考察した論文を2本刊行した。次に、これらの刊行を踏まえ、その内容をテストする目的も兼ねて口頭報告を多数行なった。国際学会では、イギリス人研究者から多くの重要なコメントを得ることができた。これらの研究成果をまとめたモノグラフの出版契約を得ることもできている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義の一つとして、Parliamentary Historyというイギリス政治史研究の分野で権威ある雑誌から論文を刊行できたことをあげたい。また、本研究課題に沿った単著の出版契約を結ぶこともできた。また、多数の研究会・学会で行なった口頭報告を通じて、国内外の歴史家と交流を深めることができた。とりわけ、国際学会での報告を通じて広げることができた学者間のネットワークは、これからの研究にとっても価値あるものであった。社会的意義については、社会人や中高生、あるいは高校教員との集い・研究会で講演やコメントを行うことで、自らの研究成果を伝えるとともに、人文学研究の意味や価値について意見交換を行った。
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