研究課題/領域番号 |
17K13571
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
村木 祐太 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (60710077)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 三次元計測 / デジタルアーカイブ / 位置合わせ / 欠損検出 / 欠損補間 / 機械学習 / 点群 / 3次元計測 / テクスチャ補間 / ディジタルアーカイブ |
研究成果の概要 |
本研究では,計測点群に対する欠損検出高度化,欠損補間高度化,機械学習を用いたテクスチャ補間,3次元形状生成に関するシステム開発を行った.欠損の検出および補間では,欠損周囲の情報を利用して評価値や重みを決定することで高精度な手法を確立した.また,機械学習を用いた3次元形状生成について取り組み,効果的な学習データについて検証および生成実験を行った.さらに,本研究により生成された3次元形状を通常のディスプレイやVR,MR等のヘッドマウントディスプレイで表示させることで,展示方法に関する検討も実施した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本システムは,高速かつ高精度な点群処理技術であることに加え,遺物のデジタルアーカイブ化のボトルネックとなるユーザ負担を低減するといった特色がある.これまでユーザが手動で決定していたパラメータを,コンピュータ側で自動決定する仕組みを提案しており,遺物のデジタルアーカイブ化の更なる促進が予想される.また,提案する機械学習を用いた3次元形状生成手法を用いることで,大きな欠損領域に対する補間手法へと応用が期待できる.
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