研究課題/領域番号 |
17K13598
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
近藤 圭介 京都大学, 法学研究科, 准教授 (00612392)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 法哲学 / グローバル化 / 制度 / ニール・マコーミック / 法理論 / 国際法 / 法的推論 / サンティ・ロマーノ / グローバル立憲主義 |
研究成果の概要 |
本研究は、「制度」という概念を基軸に据えて、グローバル化の時代に形成された法秩序の状況を説明する概念モデルを構築するとともに、それに関連する諸課題に一定の解決の方向性を与えることを試みた。本研究では、グローバル化の影響を顕著に反映する法制度及び法実践を踏まえて、またニール・マコーミックの提示する「制度的法理論」を手がかりにして、「制度関係的」な法秩序のモデルを提案するとともに、その方法論的な前提、その内部における法的決定の正当化のあり方、そして、その望ましい秩序構造について一定の着想を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、グローバル化による社会構造の変容という今日的な状況に下での法理学研究のあり方を主として法秩序の構造のモデル化という課題に取り組むことで示したことに、その学術的な意義が存する。加えて、グローバルな法秩序に対する見取り図を提示することにより複雑化した現代の法状況に対する理解の一定の指針を提示するという点において、その社会的な意義があると言える。
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