研究課題/領域番号 |
17K13665
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
一家 綱邦 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究支援センター, 部長 (50453981)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 医事法 / 研究倫理 / 医学研究 / 再生医療 / 臨床研究法 / 研究倫理指針 / 個人情報保護法 / 医療AI / 再生医療安全性確保法 / 医療情報 / 倫理指針 / 医学研究規制 |
研究成果の概要 |
本研究を実施することによって、再生医療安全性確保法、臨床研究法、医学研究倫理指針、個人情報保護法といった医学研究を規制する、または、医学研究の規制に関連する様々なルールの問題点すなわち規制の形骸化について指摘することができた。特に、医療のビジネス化や個人情報保護の過度な要請などの医学研究の本来的意義と関係のない外部的事情が医学研究の規制を難しくし、結果的に被験者保護や研究の推進という医学研究の重大な目的を達成できていない可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、各種の規制の根本的な課題を明らかにするものであり、各種の医学研究を実施する研究者や規制関係者にも影響を与えることができたと考えている。特に、再生医療安全性確保法については、その法制度の問題点についての指摘が各種のマスメディアに取り上げられ、法改正にも貢献した部分があると考えている。また、、一般市民向けのシンポジウムの企画や一般経済誌への寄稿などを行うことにも繋がり、研究成果をよりダイレクトに一般社会・一般市民に還元することができた。
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