研究課題/領域番号 |
17K13686
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 広島大学 (2018-2019) 富山大学 (2017) |
研究代表者 |
伊藤 岳 広島大学, 国際協力研究科, 助教 (80773895)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 援助・介入 / 武力紛争 / 内戦 / 空間データ / 地理情報システム / 実証分析 / 介入・援助 / 地理情報システム(GIS) |
研究成果の概要 |
第三国・国際組織等(以下,外部勢力)による内戦への介入・援助の供与と中断は,(1)内戦における戦闘・暴力の展開と(2)内戦全体の継続期間・終結形態を左右し得る。本研究は,市区町村のようなローカルなレベルでの介入・援助や戦闘・暴力の発生地点・時点を把握可能な空間データ,地理情報システム(geographic information system, GIS),および計量分析の手法を用いて,この2点を中心とした実証分析に取り組んだ。主要な成果は,領域上位の国際誌や国際学会を中心に英語論文として研究期間内に公表できた。査読中・修正中論文についても,今後国際誌での公刊を目指し修正する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究計画は,外部勢力による内戦への介入・援助の供与と中断が,(1)内戦における戦闘・暴力の展開と(2)内戦全体の継続期間・終結形態に与える影響の検証という,学術的にも政策的/社会的にも示唆を与える研究に取り組んだ。武力紛争下の介入・援助の帰結・効果を巡る研究と論争への示唆といった学術的意義に加えて,本研究から得られた知見は武力紛争の惨禍を縮減するための政策的処方箋にも示唆を与える。
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