研究課題/領域番号 |
17K13727
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
石井 利江子 滋賀大学, 経済学系, 准教授 (40456918)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 競争政策 / 公共事業 / 公共工事 / 産業組織論 / 機械学習 / オークション / 工事品質 / 入札 / 談合 / 公共入札 / 経済政策 |
研究成果の概要 |
本研究は公共工事における工事品質、談合の抑止策の効果、入札談合の検知手法など、公共調達の効率性の改善に関していくつかの知見を提供した。 一つ目に、公共工事において電子入札を導入することが入札談合の抑止につながることを明らかにした。二つ目に、機械学習を用いた入札談合の検知について新たな知見を得た。三つ目に、公共工事の入札額の選択と工事品質の選択という二つの意思決定の間の関係について、実証的な知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた知見は、いずれも公共調達における効率性の改善に資するものである。まず、公共入札における談合を検知する手法を開発することは、談合の発見と抑止につながる。また、入札制度の影響を事後的に評価することで、入札制度の設計に対して知見を提供したと考えられる。さらに、公共工事の品質選択の意思決定を分析することで、より効果的に工事品質を維持するための施策に対して知見を提供したと考えられる。
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