研究課題/領域番号 |
17K13750
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 独立行政法人経済産業研究所 (2018-2021) 九州大学 (2017) |
研究代表者 |
橋本 由紀 (長澤由紀) 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 研究員 (30707675)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 外国人労働者 / 技能実習生 / 非高技能外国人 / グローバル化 / セレクション / 外国人雇用 / 生産性 / 企業業績 / 経済政策 |
研究成果の概要 |
外国人労働者の増加による影響は,地域に広く波及する前に外国人が集中する産業や職種の労働者や企業により強く観察される可能性が高いと考え,産業や企業における外国人雇用の影響を分析した。そして,企業は高技能外国人と非高技能外国人を明確に区別しており,日本の労働市場において両タイプの外国人は,全く異なるポジションに位置することを明らかにした。特に,非高技能外国人労働者の雇用を計画する製造業企業では,R&Dへの投資に消極的で労働集約的な生産に傾斜していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業と労働者の労働需給の両方の観点から,日本の外国人雇用の特徴の一端を明らかにした。企業データの分析からは,雇用戦略・技術投資と外国人雇用の関係を明らかにした。労働者データの分析からは,外国人の人的資本や職業選択の特徴から,外国人労働者を通じてみえる日本の労働市場の質の変化の萌芽を明らかにした。
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