研究課題/領域番号 |
17K13756
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 帝塚山大学 |
研究代表者 |
井川 静恵 帝塚山大学, 経済経営学部, 教授 (20461858)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 労働経済学 / 人的資源管理 / ワークライフバランス / 人事経済学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ある日本企業の従業員を対象として、個人のワークライフバランス満足度の決定要因を分析した。上司のマネジメント、仕事の裁量、残業時間など、従来から指摘されてきた要因の重要性を、人事マイクロデータを用いた統計分析でも確認することができた。同一企業内であっても、職場特性を反映させた人的資源管理が必要であることや、ワークライフバランス満足においては基本的な仕事配分こそが重要であるという点が明らかとなった。さらに、従業員のワークライフバランスの充実には、上司の配置や育成についても考慮することが人的資源管理上、重要な施策であることも示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義としては、個人のワークライフバランス満足度の決定要因について、①上司のマネジメント、仕事の裁量、残業時間など、従来から指摘されてきたことの重要性を、人事マイクロデータを用いた統計分析でも確認することができた点、②従業員のWell-beingやHappinessに関わるワークライフバランス満足に上司の影響がある可能性が示唆され、その意味では,上司が部下やチームの生産性に与える影響を実証してきた従来の研究に新しい貢献を加える点、が挙げられる。
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