研究課題/領域番号 |
17K13770
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
杉山 里枝 (石井里枝 / 石井 里枝) 國學院大學, 経済学部, 教授 (00609604)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 毛織物業 / 地域産業化 / 羊毛工業 / 社会経済史 / 紡績業 / 尾州産地 / 産業化 / 尾西地域 / ウール織物 / デザイン / 尾州産地織物業 / 繊維産業 / 女性労働 / 戦前期日本 / 産地毛織物業 / 尾西 / 毛織物 / 経済史 / 地域経済史 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本有数の毛織物産地であった愛知県尾西地方における毛織物業の展開および地域の産業化について、有力機業関係者の経営資料を用いながら、生産・流通・消費といった諸側面および関連する産業の動向もふまえ、実証的・総合的に研究を行った。 途中、新型コロナウイルス感染症拡大のなかで資料調査や資料収集を行うことが難しくなり、研究に遅れがみられることになった。しかしながら、限られた条件のなかで精力的に研究報告や論文執筆を行うことができたと考える。今後も、このテーマにおいて研究書の執筆を念頭に、継続して研究を行っていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間内において公表した論文や学会報告のなかで、今までに一般にあまり知られてこなかった日本における毛織物工業の発展の歴史について、時系列的に明らかにすることができたのではないかと考えている。また、尾西織物業の発展のあり方(綿織物から毛織物への転換)についても、明らかにすることができたと考えている。その他にも、織物のデザイン性に着目する研究を行うことで、単に「経済史」という括りのなかに限るのではなく、ファッション史、現代社会史といった分野も念頭にいれた、学際的な研究をすることができたのではないかと考えている。
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