研究課題/領域番号 |
17K13771
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
二階堂 行宣 法政大学, 経営学部, 准教授 (00757114)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国有鉄道 / 鉄道輸送 / 交通政策 / 経営史 / 鉄道史 / オーラル・ヒストリー / 意思決定 / マネジメント / 経済史・経営史 / 日本国有鉄道 / JR |
研究成果の概要 |
戦後~平成期の日本における国有鉄道事業、およびその後継であるJR各社の事業展開について、一次文献資料や口述資料に基づき、実証的な歴史分析を行った。その際、組織内部のミドル・マネジメント層(課長クラス)が組織内で果たす役割に注目しつつ、政策の動き、輸送・財務・労務など実務の運営、トップ・ミドルなどマネジメント階層間の相互関係、現場作業の実態、技術開発の動向について、それぞれ検討した。以上を通じて、日本における鉄道事業の通史を公刊するとともに、今後の研究基盤としての資料環境整備も実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①学術的意義…実証研究に乏しかった戦後~平成期における鉄道事業の展開について、今後の研究の拠り所となる通史を執筆することができた。また、いくつかの事例については、経営学的なフレームを用いた研究書や研究論文を公刊した。 ②社会的意義…上記を通じて、現状の公共交通、とりわけ鉄道の社会的機能を評価する視座を提供することができた。また、研究遂行の基盤として収集した一次文献・口述資料については、今後の公開を前提に、整理・保存に取り組んだ。
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