研究課題/領域番号 |
17K13776
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
柴田 聡 山形大学, 人文社会科学部, 講師 (20609250)
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研究協力者 |
菅野 洋介
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では企業の環境適応を中心に企業レベルのマクロな適応行動と従業員レベルでのミクロな適応行動それぞれのリンケージについての数量的な評価方法の開発を行った。組織の動的側面である適合行動についてのミクロ-マクロ関係を考慮した上での分析手法は開発されておらず課題として残されている。この方法を開発することを本研究の目的とする。アンケート調査を実施し大規模なデータ収集を行った。データは企業レベル並びに個人レベルで収集を行っており本課題でもとめられるミクロレベルとマクロレベルを同時に分析出来る形での収集に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組織のミクロ‐マクロ関係については未だ未開拓であり研究の空隙を埋めることに繋がる。また、本研究によって企業の適応行動を可視化することが可能となり、環境に上手く適応した企業がどのようなマネジメントを行ったか分析することが可能となる。これによって、優れた適応能力を有する企業の中でどのようなマネジメントを行い差が生まれているかについて検証することができる。加えて、上手く適応した企業に対してのケーススタディとの整合性を見ることで新たな知見を獲得しうる。これは、適応能力についての比較研究を容易にし、適応のための要件を明らかにすることで組織の適応能力研究の進歩に貢献できるものである。
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