研究課題/領域番号 |
17K13783
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
閔 廷媛 上智大学, 経済学部, 准教授 (30632872)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 組織学習 / 事故 / 組織危機 / 失敗からの学習 / 組織事故 / 危機 / 世界原子力発電所 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では、失敗からの学習が促進・阻害されるメカニズムを提示し,その上で有効な失敗からの学習方法を実証することで,組織学習論における理論的ギャップを埋めることを目的とした。そのため,代表的な高信頼性組織(HRO: High Reliability Organizations)である航空企業と原子力発電所の事故データを用いた実証分析を行った。これらを通じ,4つの実証研究を実行し,海外ジャーナルへ掲載及び登校中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
911テロ事件や3.11原発事故からも明らかなように,組織事故は,それを起こした企業だけではなく我々の社会に対して極めて大きなインパクトを持つ。本研究では,高信頼性組織のコンテクスト用いて,産業内で発生する事故から組織がどのように学習を行い,どのように将来の事故を予防できるか,に関する提言を行うことができた。したがって,組織事故に対する直接な予防戦略を提示することにより社会に対するインパクトも高いと考える。
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