研究課題/領域番号 |
17K13784
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
小江 茂徳 九州工業大学, 教養教育院, 教授 (20611635)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 組織における学習 / 実践共同体 / 参加としての学習 / アイデンティティ / 学習における権力関係 / アイデンティティ形成 / 男性育児休業 / 職場における学習 / 状況的学習 / 境界オブジェクト / 知識移転 / 経営学 / 知識マネジメント / 人材育成 / 研修システム |
研究成果の概要 |
本研究課題は、組織の現場で生じている学習のプロセスについて、状況的学習論の観点から理論的・経験的に明らかにすることを目的としている。これまでの経営学の領域における状況的学習論の展開は、実践共同体がもたらす組織のパフォーマンスへの貢献について注目され、状況的学習論が有していた学習に対する理論的含意のごく一部にしか焦点が当てられてこなかった。そのため、本研究では、状況的学習論の示唆していた理論的含意に立ち返り、組織における学習を理論的に再検討し、事例分析を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の学術的意義は、これまで経営学の領域において十分に議論されてこなかった状況的学習の含意を踏まえた上で、組織における学習について理論的・経験的検討をおこなった点である。具体的には、学習におけるアイデンティティの変化としての側面や学習に伴う組織内の権力関係の変化について事例分析を通じて明らかにした点であるといえる。
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