研究課題/領域番号 |
17K13806
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 流通経済大学 |
研究代表者 |
宮武 宏輔 流通経済大学, 流通情報学部, 准教授 (40784343)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | インターネット通信販売 / 宅配便 / 配送オプション / 宅配ロッカー / 受け取り方 / 配送料金 / 社会的効率化 / 配送効率化 / 交通量 / 物流費用 / 時間価値 / 物流 / 配送サービス / 社会的影響 |
研究成果の概要 |
ネット通販の配送施策をまとめ、配送サービスに応じた配送料金の設定とそれに応じた消費者の選択行動を評価する仕組みを構築した。また、時間と共に商品価値の低下を示す「陳腐化」の理論も援用して、ネット通販における時間に関する費用の概念についての整理を行った。また、各施策の導入による社会的な費用と便益変化する要因についても整理を行った。 そのうえで、各種報道や既存文献の推計データを参照しつつ、消費者への配送サービス需要に関するアンケート調査を行った。その結果、宅配ロッカーやコンビニ受け取りといった消費者の「賢い受け取り方選択」が促進されている状を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、消費者の配送オプション選択行動における実態の一端を明らかにすることで、今日社会問題となっているラストマイルネットワークにおける宅配便事業者をはじめとした配送事業者の負担、そして貨物交通増加に伴う混雑や環境負荷の増大を軽減する一助となるものであると考える。 また、インターネット通販のマーケティング面で研究されるkとおが多かった消費者の選択について、ロジスティクスの面からの研究を加えたという意味で学術的にも意義がある研究であると考える。
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