研究課題/領域番号 |
17K13835
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
伊藤 健顕 甲南大学, マネジメント創造学部, 准教授 (00709496)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ディスクロージャー / 実証研究 / テキストマイニング / 有価証券報告書 / MD&A / トピックモデル / トーン / 会計学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は定性情報開示の有用性や経済効果について,テキストマイニングのアプローチを用いて多面的に明らかにすることであった。そのため本研究では1. MD&Aにおけるトーンの決定要因分析および2. トピックモデルを用いたMD&A情報の分析を行った。分析の結果,企業規模や多角化の度合いによりトーンが異なるということや,MD&Aのトーンおよびトピックの内容は採用している会計基準の影響を受ける可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの財務会計・ファイナンス分野では会計数値に代表される定量情報を用いた実証分析が中心であった。しかし,定性情報をディスクロージャー研究の分析モデルに組み込むことにより,これまでの定量情報のみを用いた実証研究では明らかになっていない事実を発見できる可能性がある。そして本研究により企業のファンダメンタルズと企業が開示する定性情報に関連がある可能性が示唆された。
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