研究課題/領域番号 |
17K13836
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2018) 高崎商科大学短期大学部 (2017) |
研究代表者 |
廣瀬 喜貴 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 准教授 (90760265)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | テキスト分析 / オンライン実験 / 会計学 / 計算社会科学 / 公共財ゲーム / 社会的ジレンマ / 経済実験 / テクノロジー / ゲーム理論 / テキストマイニング / 公共財 / 公会計 / 監査 |
研究成果の概要 |
会計学における社会的ジレンマについての先行研究の文献データについてテキスト分析と実験を実施した。 テキスト分析の結果、1) 会計学に関する社会的ジレンマ研究では、監査論・管理会計の分野において実験経済学の手法が用いられていること、2) 先行研究では社会的ジレンマに関する実験は公共財ゲームをアレンジした実験で検証されることが多いことが明らかになった。 また、オンライン実験の分析の結果、1) 社会的ジレンマの基礎である囚人のジレンマのゲームでは、高校生、短期大学生、大学生で結果に差がないこと、2) 社会的ジレンマのゲームでは、制度が無い場合はフリーライダーが存在することが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
会計学において、これまであまり実施されていなかったテキスト分析およびオンライン実験を実施したことに学術的な意義がある。テキスト分析では、数字ではなく文字をも定量的に扱うことが可能になる。そして、オンライン実験をもちいると、遠隔地間での実験が可能になる。また、学生だけではなく、広く社会一般の方々が実験参加者になったことから、会計を巡る諸問題についての社会一般の方々のリアクションを知ることができた。これは、今後の研究の展開につながるという意味において社会的意義を有する。
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