研究課題/領域番号 |
17K13843
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
澤井 努 京都大学, 高等研究院, 特定助教 (50769817)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | iPS細胞 / 生命倫理 / 人-動物キメラ / 人工配偶子 / オルガノイド / ゲノム編集 / 人ー動物キメラ胚 / ELSI / 幹細胞 / 人-動物キメラ胚 / 生命倫理学 / ミトコンドリア置換 / キメラ / 配偶子 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヒトiPS細胞研究に伴う倫理的問題を検討し、当該研究のあり方を示した。具体的には、近年、国内外で注目を集めている動物体内でのヒト臓器作製や体外でのヒト精子・卵子作製をはじめ、ヒト三次元組織(オルガノイド)の作製や遺伝子操作(ゲノム編集)に関する倫理的問題について広く哲学・倫理学的考察を行った。これらの研究成果について、国内外の学術誌に多数論文を発表するとともに、一般読者向けの書籍(単著)を執筆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、最先端科学分野で研究開発を行っている科学者から最新の知見も得ながら、ヒトiPS細胞研究に伴い既に提起されている問題だけではなく、今後起こりうる問題についてもいち早く取り組んだ。ヒトiPS細胞研究は今後ますますその進展が期待される分野であるため、将来、深刻な問題を提起しうる事例に対して先回りして対応し、その研究成果を広く国内外に情報発信することは、学術的意義とともに社会的意義が大きいであろう。
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