研究課題/領域番号 |
17K13852
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
磯 直樹 慶應義塾大学, 法学部(三田), 特別研究員(RPD) (90712315)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 文化 / 不平等 / 空間 / 美術 / ピエール・ブルデュー / 対応分析 / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究は、2018年8月に実施したウェブ調査「東京都民の文化活動と社会意識に関する調査」を軸に、その準備・実施・分析という過程を経て進められた。このウェブ調査の実施は調査会社に依頼し、3090人から回答を得た。調査項目は、娯楽や文化活動の参加頻度、趣味で読む本の種類、芸術家の好み、音楽ジャンルの好み、映画ジャンルの好み、テレビ番組の好み、職業、学歴、所得、階層帰属意識、支持政党、社会意識、政治行動などである。その調査データを2018年から2019年にかけて分析し、理論的考察を行った。その結果、ピエール・ブルデューの界概念と社会空間概念を媒介する空間概念を理論的に再構成することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、従来のSSM調査や社会生活基本調査よりも細かく文化活動と文化的嗜好に関する質問項目を設定した調査を行い、なおかつ『文化・階級・卓越化』などの海外の先行研究との比較も可能にした。加えて、日本の調査データに合わせた理論枠組みを構築することもできた。
|