研究課題/領域番号 |
17K13873
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
池田 浩之 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 特定助教 (00789802)
|
研究協力者 |
井澤 信三
實盛 朱里
久保川 良子
西川 瑞穂
屋敷 千晴
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 就労支援 / 認知行動療法 / 自閉スペクトラム症 / コンサルテーション / 継続就労 / 発達障害 / 定着支援 / 就労移行支援 / 高機能自閉スペクトラム症 |
研究成果の概要 |
本研究は高機能の自閉スペクトラム症(以下、HF-ASD)のある者への就労における就労支援プログラムの効果について検討することを目的とした。 結果、就労支援機関におけるコンサルテーション実施により、本プログラムの効果が確認された。またプログラムのコンテンツが新たに開発され、HF-ASDのある者への柔軟なプログラム適応が可能となった。さらに英国自閉症協会への視察を得て、長期的効果を高めるための示唆を得ることができた。 本研究の結果を踏まえ、今後プログラムコンテンツの開発や長期的効果を高めるためのツールを用いた介入や企業環境の調査研究、メゾネットワークを意識したプログラムの普及を図っていくこととする。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における学術的意義は、就労支援に対して認知行動療法を用いて、支援の長期的な効果の促進を図っていること、プログラム内容を普及するためのコンサルテーションを並行しながら検討していたことにあると考えている。 その結果、ひとつの機関への介入だけではなく、メゾネットワークという支援機関同士の中規模ネットワークを考慮したコンサルテーションを検討することになり、地域に内容の還元を図る機会が多くなったことに社会的意義があると考えている。
|