研究課題/領域番号 |
17K13882
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
河野 高志 福岡県立大学, 人間社会学部, 准教授 (50647237)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 地域包括ケアシステム / ケアマネジメント / インタープロフェッショナルワーク / 多職種連携 / ソーシャルワーク |
研究成果の概要 |
本研究では、地域包括ケアシステムにおける多職種連携を進める方法として、ケアマネジメントとインタープロフェッショナルワークの有効性を明らかにしてきた。全国の地域包括支援センターへの調査によって、ケアマネジメントとインタープロフェッショナルワークが地域包括ケアシステムにおける連携の促進要因になることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで地域包括ケアシステムに関する研究は、医療・介護情報の共有化(ICT活用やツール開発)や社会資源の充実(ネットワーク化、組織化など)、制度・政策の整備といったハード面に注目されてきており、本研究のように多職種連携の方法というソフト面の研究は少ない。さらに本研究は、多職種連携の方法の検討のみならず、連携を促進する取り組みの明確化に至った点で、新たな視点を含んだ研究であるといえる。その成果は、地域特性に応じて多種多様などと曖昧にされてきた多職種連携の方法の基盤を提示するものになると考えられ、これまでの研究が示してこなかった新たな知見を得たと考える。
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