研究課題/領域番号 |
17K13884
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 文京学院大学 |
研究代表者 |
嶋崎 寛子 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (40743696)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 災害対策 / 高齢者 / 地域 / 人間作業モデル / 災害支援 / 生活支援 / 災害 / 地域作業療法 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
本研究では,震災後も被災地で生活していた高齢者を対象に,生活課題の解決を目的とした活動参加に焦点を当てたプログラムと,運動機能向上を目的とした心身機能身体構造に焦点を当てたプログラムを実施し,健康に関する生活の質(Health related Quality of life; HRQOL)に及ぼす効果を比較検証した.結果,活動参加に焦点を当てたプログラムは,被災高齢者のHRQOLに効果があった.また,生活環境を適正化に導いたり,身体機能の向上に寄与する可能性も見出された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,恒久住宅で生活する高齢者がプログラムの参加により解決できる生活課題の具体的な内容を明らかにした.生活課題を解決するための支援が明らかになれば,恒久住宅で生活する高齢者の閉じこもりや孤独死の予防に貢献できる可能性がある.災害大国である日本において,被災高齢者が震災後も住み慣れた地域で生活し続けるために,医療・保健の専門職が貢献できる領域を拡大するものといえる.
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