研究課題/領域番号 |
17K13887
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
川本 健太郎 立正大学, 社会福祉学部, 准教授 (80580662)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 地域ケアシステム / 終末期 / 社会起業 / アクションリサーチ / 社会的孤立 / 在宅ケアシステム / 離島 / 地域包括ケアシステム / 住民参加 / 地域福祉 |
研究成果の概要 |
離島、過疎地域における地域包括ケアシステムを形成を目指したアクションリサーチである。主たるフィールドを①過疎地域新潟県新発田市、②宮古島におき研究を展開してきた。①では、1)高齢者ニーズの実態調査2)終末期ケアにおける社会資源ネットワーキングを進め、コミュニティワークの実践ツールとしての「私の人生ノート」を開発した。②では、地域社会資源開発にフォーカスを当て、地域特有の慣例や慣習について理解を深めた上で、社会起業の実践事例の分析、考察を通して内発的発展を目指した地域ケアのあり方について考察を深めた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括ケアシステムの根幹は、受益者である住民のニーズ、及び、参加を前提とする。しかしながら、当事者ニーズ及び参加によりケアシステム構築を図るという手法以上に、介護資源等の「制約」を前提とした提供者側の思惑により、サービスの有り様が決められてきた。本研究の一つの成果は、終末期から地域のケアのあり方を構成していくという視点にたち、調査地域における当事者ニーズの実態把握、及び、社会福祉協議会を核においた、住民及び他職種が参画する協創的手法により実践を生み出すプロセスについて可視化し、方法論として構築していくことを目指したものである。
|