研究課題/領域番号 |
17K13892
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 島根大学 (2018-2019) 同志社大学 (2017) |
研究代表者 |
佐藤 桃子 島根大学, 学術研究院人間科学系, 講師 (10792971)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会的養護 / デンマーク / 地域福祉 / 親支援 / ファミリーグループカンファレンス / 児童福祉 / 北欧 / 子ども家庭福祉 / 親子再統合 |
研究成果の概要 |
社会的養護などの課題を抱える子どもと家庭への支援について、デンマークと日本で主にインタビュー調査を行い、専門職と地域社会がそれぞれ果たす役割を明らかにしてきた。インタビュー調査の対象は、デンマークでファミリー・グループ・カンファレンスを実践している支援者と、日本の子どもの居場所や自立支援の取り組みに携わる支援者である。研究成果は日本子ども虐待防止学会・日本地域福祉学会などで発表を行うとともに、編著、雑誌論文の形で発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、子ども家庭福祉においては専門職主導で子どもの処遇を決定していた従来のソーシャルワークの考え方が転換しつつあるという背景のもと、子どもの権利を軸にして、専門職権限から家族との協働へいかにシフトするかを提示するものである。デンマークと日本の社会的養護など課題を抱える子どもと家庭への支援において、新たな親支援の仕組みがどのように実践されているか、その中で専門職と地域社会におけるボランタリーな支援はそれぞれどのように位置づけられているか、インタビュー調査から分析を行った。
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