研究課題/領域番号 |
17K13893
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
山口 真里 広島国際大学, 健康科学部, 准教授 (70441566)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 相談援助実習指導・実習 / ストレングス-パワー変容過程 / コンピテンス / ストレングス‐パワー変容 / 実習指導・実習 / 相談援助実習指導・相談援助実習 / ストレングス-パワー変容 / ストレングス / 相談援助実習・相談援助実習指導 / 社会福祉教育・実習 |
研究成果の概要 |
本研究成果は、①ストレングス、パワー、コンピテンス、コンピテンシーの関係性の整理、②実習における実習生のストレングス-パワー変容過程の仮説の提示、に取り組んできたことである。①については、ストレングスやパワーだけでなく、コンピテンスやコンピテンシーの概念に着目し整理した。また②については、①の整理もふまえて、スーパービジョンや省察的実践に関わる先行研究の整理を通じて取り組んだ。また最終年度は、他の研究者と共に、新しい社会福祉士養成カリキュラムの実習教育におけるグループワークの位置づけを再考した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
継続研究の中で、学生が自らにストレングス視点を向けて成功体験を積み上げていく教育方法への関心が高いこと、学生自らのエンパワメント体験が支援対象のエンパワメントの意義の実感につながること、などを理解した。しかし学生のエンパワメント体験とソーシャルワーク実践能力としてのコンピテンスやコンピテンシーとを結びつけて言及した研究は少ない。そこで本研究は、相談援助実習指導・実習教育を通じて学生のストレングスをソーシャルワーク実践能力として変容させる過程展開方法を模索したことに意義があるといえる。
|