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間接互恵行動の発達的変化と神経内分泌的基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K13906
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会心理学
研究機関玉川大学

研究代表者

高岸 治人  玉川大学, 脳科学研究所, 助教 (90709370)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード間接互恵性 / オキシトシン / 互恵性 / 経済ゲーム / ELISA / 信頼 / 利他性 / 子ども / 間接互恵生 / 向社会的行動
研究成果の概要

研究1の結果、5歳児においては他者がお菓子を渡す場合においては、その他者が良い人か悪い人かによって行動を変える傾向があることが示された。しかしながら、5歳児は間接互恵性の理論研究から予測される行動傾向を示すことはなかった。研究2の結果、唾液中オキシトシン濃度は、他者の低い信頼に対してお返しをしないというネガティブな互恵性と関連することが明らかになった。またオキシトシンと互恵性の関連は社会的価値指向性のpro-socialにおいてみられ、pro-selfにおいてはみられなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果、唾液からオキシトシン濃度を安定して測定する方法を確立することができた。唾液からのオキシトシン濃度の測定は参加者への心理的、身体的な負担が少ないため、未就学児、および乳幼児を対象にした向社会性の研究で今後多く用いられると考えられる。本研究で確立した唾液中オキシトシン濃度の解析プロトコルを用いて研究を行うことによって、オキシトシンが向社会性の発達においてどのような役割を果たしているかを解明することができると考える。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 未就学児における間接互恵性の発達的変化―選別的利他行動の検討―2019

    • 著者名/発表者名
      高岸治人、藤井貴之、亀島信也
    • 学会等名
      第30回日本発達心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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