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文章の読み過程の包括的検討と読み支援手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K13915
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育心理学
研究機関大阪成蹊短期大学 (2018-2022)
京都大学 (2017)

研究代表者

田中 哲平  大阪成蹊短期大学, 栄養学科, 講師 (30770416)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード文章読解 / 文章の読み / ハイライティング / 読書量 / 流暢性語彙 / 眼球運動分析 / ハイライト / 読書 / 文章理解 / ワーキングメモリ
研究成果の概要

本研究では、文章を読んでいる最中のハイライト付与(蛍光ペンで単語に目印を付ける)行動に着目し、読者の日常における読書量、SNS使用量、そして文章理解能力や語彙といった個人的特性との関連を調査した。その結果、ある種の文章において読者が単語にハイライトを付与した数と、読書量や文章理解能力との間に負の相関が認められた。また他の種類の文章においてもハイライトの数と個人的特性に正の相関は認められなかった。これらの結果は、自己流のハイライト付与行動は文章理解に促進的な効果をもたらさないことを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

文章を読んで特定の単語にハイライト付与をすることは、教育の現場において恐らく最もメジャーな手法の一つであると考えられる。しかしそれが文章理解に促進的かどうかは議論が分かれていた。本研究の結果により、少なくとも自己流のハイライト付与行動には促進的どころか一部の文章では抑制的効果があることが示されたという点で意義がある。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 蛍光ペンによるハイライト付与は読み能力を予測するか2017

    • 著者名/発表者名
      田中哲平・小島隆次・齊藤智
    • 学会等名
      日本心理学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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