研究課題/領域番号 |
17K13933
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田中 恒彦 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (60589084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 周産期喪失 / ペリネイタル・ロス / 男女差 / トラウマ / 悲嘆反応 / 性差 / 遠隔心理支援 / 死産 / 流産 / グリーフケア / ペリネイタルロス / うつ / 事例研究 / 喪失体験 / 認知行動療法 / 介入 / 心理的援助 |
研究成果の概要 |
本研究では,周産期に子どもを亡くした親のメンタルヘルスの問題について調査を行い,長期的にどのような問題が生じているかについて検討を行った。 186名の対象者に対して調査を行い,ペリネイタル・ロスによって生じる悲嘆を測定するための心理尺度であるPerinatal Grief Scale (PGS)の日本語版を開発することができた。また,男女によって引き起こる精神的問題が異なる傾向があることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,ペリネイタル・ロスによって引き起こる悲嘆を測定する標準的尺度であるPGSの日本語版が作成され,今後日本において簡便に測定することが可能になった。また,調査の結果から,ペリネイタル・ロス支援を行う際に性別を考慮して行う事が必要であることが明らかになった。これらの成果は,今後ペリネイタル・ロスを支援研究を行っていく上で重要な知見であると考えられる。
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