研究課題/領域番号 |
17K13935
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 中部大学 (2022) 名古屋大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
山内 星子 中部大学, 人文学部, 准教授 (00608961)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 発達障害 / 支援 / 大学生 / 学生相談 / 能力発揮促進 / 適応 / 学生 / 自閉スペクトラム症 / 能力発揮促進型支援 / 大学院生 / 学生支援 / 能力発揮促進モデル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、発達障害や、その傾向のある学生(以下、発達障害学生)の不適応を減ずるだけでなく、その優れた能力の発揮を促進させる支援のあり方、つまり“能力発揮促進モデル”に基づいた支援方法を開発するための知見を得ることを目的とした。研究の結果、発達障害傾向と不適応との関連の大部分は、本人の主観的な困難感やソーシャルサポートの少なさによって媒介されていることなどが示された。さらに質的検討としてケーススタディを行い、量的調査では明らかにされなかった、既に十分に能力を発揮している発達障害学生の状況に関するデータを得た。これらの知見から、新たな介入方法に不可欠な要素を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで明らかにされてこなかった発達障害傾向と不適応を媒介する変数を量的に明らかにし、また、優れた能力を発揮している発達障害学生に関する質的データを得た。これらの基礎的資料に基づき、発達障害学生の不適応を解消することのみを目的とするのではなく、優れた能力の発揮を促進する支援方略に関する議論を行った。本研究の結果は、大学における発達障害学生の支援に新たな視点をもたらすものと思われる。
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