研究課題/領域番号 |
17K13937
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
望月 直人 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 准教授 (20572283)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 発達障害 / トラウマ / アフターケア / 児童自立支援施設 / 愛着障害 / 教職員 / 施設職員 / 社会的養護 / 家庭復帰以外の支援 / 虐待 |
研究成果の概要 |
児童自立支援施設では、発達障害やトラウマを抱える子どもたちが多いことが知られていて、施設処遇だけでなく、施設退所後の支援についても大きな課題を伴うことが指摘されている。本研究においては、当初は施設退所後のアフターケアのプログラムの開発を核としていたが、Civid-19の影響により,研究目的を期間内に達成できなかった。代替として、施設職員へのアンケートからアフターケアの実際と課題について検討した。結果,施設ごとに児童の入所人数や支援形態が異なるために,アフターケアについても施設によっては,十分に機能していないことが示唆された。国や自治体による抜本的なサポートの必要性が改めて明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的養護の自立に向けたサポートが必要であることは社会的にも注視されているが、児童自立支援施設については、施設形態だけでなく、児童の特性や自立に向けた退所後の支援についてはほとんど知られていない。そういったなかで,本研究の社会的意義としては、児童自立支援施設の入所児童の特徴や退所後の支援についての実際や課題について,専門領域以外にも周知できたことが挙げられる。
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