研究課題/領域番号 |
17K13988
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
瀬平劉 アントン (Sevilla Anton) 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (50754438)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 和辻哲郎 / 京都学派 / 日本哲学 / 森昭 / 道徳教育 / 倫理学 / マインドフル教育 / ナラティヴ教育 / 教育哲学 / ナラティヴ / 教育人間学 / 生徒指導 / 教育関係 / 教育倫理学 |
研究成果の概要 |
この4年の研究を通じて、道徳教育を和辻哲郎の倫理学から再検討できて、またより広い視野からみると、日本哲学が教育哲学に貢献できるものも明確にすることができた。その成果として、9本の論文が出版できた。また、定期的に「Kyudai-Ateneo Philosophy and Education Colloquium」を日本に開催し、フィリピン、イギリス、香港、様々な国の教育哲学研究者を招き、議論できて、日本哲学の教育哲学的意義が世界に伝えることがある程度できた。また、このアウェアネスをさらに広めるために、11回学会発表をし、日本、台湾、スペイン、中国、フランスにも発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育哲学において、次のような議論を貢献した。和辻倫理学が道徳的相対主義と普遍主義の二分法を克服することにより、道徳教育と市民性教育に使えること。和辻の否定的二重構造が森昭の人間生成を通じて、発達的に説明できること。京都学派の自覚の考え方は森を通じて教育に応用できること。自覚における関係とナラティヴにおける関係により、教育関係が深めることなど。11本の出版物の中に、6本が国際雑誌。日本が教育哲学を輸入する国だけではなく、教育哲学を輸出できる、世界の教育哲学に貢献できるということを強調できた。また4冊の本の出版と準備(共著と単著)に関わり、体系的に日本哲学の教育的意義を社会に伝えることができた。
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