研究課題/領域番号 |
17K14006
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 滋賀大学 (2018-2019) 大阪樟蔭女子大学 (2017) |
研究代表者 |
山本 一成 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (70737238)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 保育 / 幼児教育 / 生態想像力 / ESD(持続発展教育) / 生きていること / 環境 / 出会い / 持続発展教育(ESD) / 想像力 / 持続発展教育(ESD) / 生活 / 生成発展カリキュラム / 教育学 / 保育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、幼児期の生態想像力の涵養を柱とした実践的なESD理論の構築を行った。幼児期の生態想像力を「生きているものどうしのつながりへの想像力」として位置づけ、ESDを、保育者と子どもが多様なものと「生きているものどうし」として出会い、生命や環境への理解を深める過程として捉えなおした。さらに、そのような身近な環境との出会いを通したESD実践を支援するツールとして、生態想像力の広がりを可視化する手法が開発された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
哲学や環境人文学の分野で構築されてきた「生態想像力」の理論的枠組みを拡張し、幼児期のESDの実践理論へと発展させた。持続可能な社会づくりへ向けた幼児期の教育実践の在り方が模索されるなかで、身近な生命や環境と出会い、出会いについて省察しながら生態想像力を広げていくひとつのモデルが示された。また、支援ツールの開発を行ったことによって、ESD実践を行う保育者が理論と実践を架橋していくための手がかりが提示された。
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