研究課題/領域番号 |
17K14027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
渡辺 理文 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (30758363)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 学習評価 / 形成的アセスメント / 自己評価 / 相互評価 / 理科学習 / 自己調整学習 / 資質・能力 / 自己評価・相互評価 / 評価 / 科学概念 |
研究成果の概要 |
本研究では,自己調整学習能力の育成に寄与する評価方略の方略モデルの構築と授業の開発を行った。評価方略の方略モデルの構築は,統合的評価と形成的アセスメントの理論を基にした。構築した方略モデルを基にして,理科の授業を計画・実践し,その有効性を事例的に分析した。その結果,本研究で構築した統合的評価および形成的アセスメントの方略は,自己調整学習能力の育成に寄与することが明らかになった。その具体的な事例を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成29年告示の学習指導要領では,学習評価の充実が求められている。その学習評価の充実について,理科の具体的な事例を示すことができた。評価方略の研究や実践は,これまで教師の評価活動を取り上げたものが主であったが,子どもの評価活動と教師の評価活動の連携について,理論的および事例的に示すことができた。学習評価に基づいた理科授業のデザインの視点を導出することができ,教育現場における実践の積み重ねに寄与すると考えられる。
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