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資質・能力の育成を目指すデザイン思考を導入した言語活動モデル開発に関する質的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K14034
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教科教育学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

細川 太輔  東京学芸大学, 教育学研究科, 准教授 (70738228)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード国語科教育 / 話合い / 小学校 / デザイン・シンキング / 話し合い / デザインシンキング / 国語教育 / 国語 / 教育学 / 教科教育学 / 話す・聞く / デザイン思考
研究成果の概要

1点目が国語科の授業でもデザイン・シンキングを取り入れた話合いが可能であるということである。試行を取り入れることで子どもたちは話し合う前に気づかなかった問題に気づき、アイディアを修正している。そのようにして効果的なアイディアを出すことができたと考えられる。
2点目はデザイン・シンキングを取り入れることで分岐や副次的な聞き手など今まで国語科の話合いでは見られない形が見られたということである。こういったデザイン・シンキングに特徴的な形は議論の指導を受ければ受けるほど忘れられる可能性が指摘されている。問題解決が重要になってきている現代に必要な話す・聞く力について再検討する必要があるだろう。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的価値は日本の話合い指導に対するパラダイムシフトを起こすことである。どうしても話合い指導は議論をスムーズに行い、全員が納得することをゴールとしている。しかし変化の激しい時代では、全員が納得するまで話し合うのではなく、分岐を起こしてそれぞれで試行を行い、もっとも見込みが良さそうなものを選んでいくというような話合いが今後必要になってくるだろう。
本研究の社会的意義は社会を発展させる国民を育成するということである。デザイン・シンキングを取り入れた話合い指導を行うことで新しいアイディアを生み出すことができる児童・生徒が育成され、彼らが社会にでて国を発展させてくれることを期待している。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] デザイン・シンキングの考え方を導入した話し合い2020

    • 著者名/発表者名
      細川太輔
    • 雑誌名

      東京学芸大学国語教育学会研究紀要

      巻: 16 ページ: 59-72

    • NAID

      130007982400

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] デザイン・シンキングの考え方を導入した話合い指導の実践2020

    • 著者名/発表者名
      細川太輔
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] デザイン・シンキングの考え方を導入した話し合い2019

    • 著者名/発表者名
      細川太輔
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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