研究課題/領域番号 |
17K14038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 (2018-2019) 岐阜工業高等専門学校 (2017) |
研究代表者 |
阪上 弘彬 兵庫教育大学, その他部局等, 助教 (30791272)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ESD / 地理教育 / 授業開発 / 持続可能な開発 / 持続可能なトライアングルモデル / 高校地理 / 持続可能な開発の考え方 / 持続可能な開発のための教育(ESD) / ドイツ連邦共和国 / 環境・経済・社会 / ESD(持続可能な開発のための教育) / ドイツ / 持続可能なトライングルモデル |
研究成果の概要 |
本研究は、環境・経済・社会のバランスある発展を目指したドイツの「持続可能なトライアングルモデル」に着目して、モデルが取り入れられたドイツの地理カリキュラムや教科書単元、実際の授業の検討からその特質や学習効果を明らかにし、日本の地理学習に応用可能なESD の授業理論並びに授業開発を行うことを目的としたものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の地理を含む社会科におけるESDの研究では、持続可能な開発に関する諸問題やESD 的な学習内容(国際理解、世界遺産等)に基づく授業開発・実践が数多く報告されてきた。そのなかで、「持続可能性/持続可能な開発」というESDの中心となる概念に着目し、地理学習でESD授業を開発した点に学術的意義があると考える。また「持続可能性/持続可能な開発」という概念は、いまだに社会のなかで曖昧な状態のまま用いられていることが多いが、3つの観点(環境・経済・社会)あるいは4つの観点(さらに政治/文化を加えて)から概念の特徴明らかにし、そのモデルを整理した点は、学術的だけでなく、社会的にも意義があると考えられる。
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