研究課題/領域番号 |
17K14042
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
倉田 伸 長崎大学, 教育学部, 准教授 (80713205)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 英語教育 / コミュニケーション活動 / 相互評価 / ピアレビュー / 小学校外国語活動 / システム開発 / 英語 / 形成的評価 / モバイルラーニング / ICT / 教育学 / 小学校英語 |
研究成果の概要 |
本研究は,小学校外国語活動における子ども同士のコミュニケーション活動に対するピアレビューを支援するシステムを開発し,そのシステムを用いた効果的な形成的評価を検討した.その結果,開発したシステムにおいてピアレビューと振り返りを支援する機能の有用性が検証された.さらに,より活発なコミュニケーション活動を促すことをめざした形成的評価の観点でピアレビューを行う機能を実装し,そのシステムを活用した実践を行った結果,システムの有用性が示され,さらに,子どもたちのコミュニケーション活動や評価内容に変容が見られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から,学術的および社会的意義につながるいくつかの知見が得られた.1つ目は小学校英語の教科化に向けた新規的で真正な教育評価方法として,モバイル端末を使った子どもたち同士によるピアレビューを提案できた.2つ目は,モバイル端末を使った子どもたち同士によるピアレビューを支援するアプリケーションを開発し,その仕様について発表できた.3つ目は,開発したシステムを活用した実践をとおして,子どもたちの学びに対する効果を示すことができた.これらをとおして,初等教育段階からのグローバル人材育成に貢献し,世界で活躍する人材を多く輩出できるきっかけになる知見を得た.
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