研究課題/領域番号 |
17K14044
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
草津 祐介 都留文科大学, 教養学部, 特任准教授 (30765160)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 書写書道教育 / 写字教育 / 書法教育 / 文字教育 / 中華人民共和国の教育 / 中華人民共和国教育史 / 写字書法教育 / 書教育 / 教育史 / 書法練習指導 / 中国の教科書 / 書写書道教育史 / 写字書法教育史 / 中国の書法教育 / 写字教育史 / 小学語文教学大綱(草案) / 全日制小学語文教学大綱(草案) / 関於加強中小学学生写字教学的通知 / 文字改革運動 / 中華人民共和国 / 小学国語課程標準 / 小学語文課程暫行標準(草案) / 識字教育 / 教育学 / 教科教育学 / 中国教育史 / 中国写字書法教育史 |
研究成果の概要 |
本研究では中華人民共和国建国から現代に至るまでの小学校における写字書法教育について、教育法規、検定教科書等を材料に考察をおこなった。本研究を通して、現代に至る中国の写字書法教育の変遷とその背景にあるものが明らかにできたと考えている。 本研究では、中華人民共和国建国当初は、識字教育との関連が強く、近年は政府による文化政策の影響を非常に強く受けていること等を文献資料をもとに明らかにした。さらに、近年の小学校でおこなわれる書法教育について、検定教科書を材料に分析をおこない、日本の書写書道教育との違いを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題では、日本の書写書道教育の方向性、教材の在り方、指導法等を考えるための比較対象として、中華人民共和国の写字書法教育を選び研究した点に特徴がある。さらに、現代の中華人民共和国の写字書法教育の性質等を明らかにするために現代に至る写字書法教育の歴史を研究した点に本研究の特徴がある。これまで、中華人民共和国の写字書法教育史の全体的研究はほとんどなされておらず、そこに本研究の独創性、意義があるといえる。
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