研究課題/領域番号 |
17K14046
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 青森中央学院大学 |
研究代表者 |
外 千夏 青森中央学院大学, 看護学部, 助教 (60783579)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 女子高校生 / 母親 / 月経痛 / 婦人科受診 / エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP) / LEP / 思春期女子 / 保護者 / 産婦人科受診 / 月経随伴症状 / 月経困難症 / 月経教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、月経随伴症状の中で思春期女子の生活への影響が大きいとされる月経痛に焦点を絞り、思春期女子の月経痛による婦人科受診に関する因果的構造モデルの構築を目的として行った。研究の過程で、学校教育で月経随伴症状について保健指導で取り扱う根拠を示し、女子高校生の月経痛による受診率や受診後の課題、母親による娘の月経痛の認識の特徴や、受診の肯定群・否定群における母娘の特徴を明らかにした。モデルの構築により、女子高校生がエストロゲン・プロゲスチン配合薬(以下LEP)への理解を示すことが、女子高校生の受診への抵抗感を低くすることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、①学校教育において月経随伴症状を保健指導で取り扱う根拠、②女子高校生の月経痛による受診率や受診後の課題、③母親による娘の月経痛の認識や受診の肯定群・否定群における母娘の特徴、④女子高校生の月経痛による受診におけるエストロゲン・プロゲスチン配合薬(以下LEP)への理解を示すことの重要性、を新知見として明らかにした点である。社会的意義は、本研究結果により、重度の月経痛に悩んだ際に受診行動がとれる思春期女子を増やすためには、思春期女子と母親に向けた月経教育プログラムの開発が必要であることを明確にできた点である。
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