研究課題/領域番号 |
17K14052
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 創価大学 (2018-2019) 中国学園大学 (2017) |
研究代表者 |
上山 伸幸 創価大学, 教育学部, 講師 (40780325)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 話し合い学習指導 / 文字化資料 / 小学校国語科 / メタ認知 / 話し合い |
研究成果の概要 |
話し合いという言語活動を営む力は、人と人との関わり合いのなかで生きていくうえでたいせつな力である。しかし、国語科でそうした力をどのように育てるのかという学習指導論は必ずしも充分に体系化されていなかった。本研究では、既に有効性が実証されていた中学年を対象とした指導方法を、低学年及び高学年へ適応させ、指導の効果を検証した。また、教科書教材や実践事例の分析、現職教諭へのインタビュー調査の実施により、小学校1年生から6年生を対象としたカリキュラムのデザインを試みた。これらの結果、課題であった低学年と高学年における指導の具体が明らかとなり、文字化資料を活用した話し合い学習指導論を体系化することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、国語科における話し合い学習指導研究の発展に貢献することができる。具体的には、小学校の国語の授業における話し合いの指導方法の研究や、中学校における指導方法の開発につながるため、学術的意義を有していると考えられる。また、新学習指導要領の全面実施の時期にあって、公開された研究成果が授業改善に活かされれば、児童・生徒の言語活動の向上につながり、社会的にも意義が生じるといえる。
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