研究課題/領域番号 |
17K14096
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
甲斐 洋行 東北大学, 工学研究科, 特任助教 (00760167)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | マイクロニードル / ポリマーモノリス / ウェアラブルセンサ / 無電解金めっき / 開放型流路 / グルコースセンサ / マイクロニードルアレイ / 生体センシング / 皮膚組織液 / マイクロ・ナノデバイス / 有機材料 |
研究成果の概要 |
本研究では,多孔質構造を有するマイクロニードルアレイを皮膚組織液の多様なセンシングに用いるための技術開発に取り組んだ。グルコースを具体的な測定対象として,ボロン酸を有する蛍光分子をマイクロニードルの細孔内部に充填することで,グルコース濃度の蛍光測定の可能性を示した。多孔質マイクロニードルの細孔表面の無電解金めっきによる電極作製およびグルコースオキシダーゼを用いた電気化学センシングの基本実証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚組織液中の成分を精密・高感度に定量することで,生体の状態を簡便かつ正確に知ることができるようになる。本研究は,そのための基盤技術の探索を行ったものである。大きな比表面積を有する多孔質マイクロニードル電極の作製に成功し,経皮グルコースセンサの基本設計に目処を付けた。グルコース以外の生体成分の測定にも応用可能性がある。
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