研究課題/領域番号 |
17K14124
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松隈 啓 東北大学, 工学研究科, 助教 (90728370)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | レーザー / 中赤外線 / 光技術 / ファイバーレーザー |
研究成果の概要 |
波長2ミクロン~10ミクロン程度の中赤外線は分子の吸収ラインが多く存在すること,シリコンやゲルマニウム等半導体分野で重要な材料に対して透過するなど,科学・工学の両面において重要な波長帯域である.しかしながら,現状では,この領域のレーザーは非常に限られているのが現状である.本研究では,中赤外線のレーザーを開発するための基礎技術開発を行った.条件出しを丹念に行うことで本研究ではファイバーレーザーによるQスイッチパルス中赤外レーザー発生を確認できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した中赤外線レーザーシステムは例えば環境センシング(分子の種類や濃度を観測する)や可視光では観測できない金属材料や粗表面の計測に用いることができる.また開発したパルスレーザーは連続波レーザーに比べて高強度であるため,樹脂やガラス,金属,半導体に対して切断等の加工に用いることもできると考えられる.また,本研究をさらに発展させて,この領域での光周波数コム開発も可能である.
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