研究課題/領域番号 |
17K14262
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
周 波 北海道大学, 高等教育推進機構, 助教 (80749755)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | cluster structure / nonlocalized clustering / THSR wave function / negative-parity states / 12C / nuclear clustering / Brink wave function / Container picture / 理論核物理 |
研究成果の概要 |
原子核クラスター物理における新しい試行波動関数を提案し、重心運動の問題を解決した。新しい試行波動関数では、一粒子ガウス波束の幅とクラスター間の相関を表す相対ガウス波動関数の幅を原子核クラスター系の明示的な内部波動関数の変数として扱った。 12Cの負パリティ状態である3-と4-をシンプルなコンテナーモデルでよく描写することができ、非局在クラスター運動が二次元コンテナーモデルによって非常に明確に再現された。 11Bにおける2α + tクラスター構造が微視的なクラスターモデルによって調べられ、2α + tの閾値近傍の多くの状態で発達したクラスター構造が見つかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
A new picture was provided for understanding the 3alpha cluster structure for the negative-parity states of 12C. As a new proposed nuclear cluster wave function, the distortion effects of clusters in light nuclei are very likely to be investigated in a more realistic way in this new framework.
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