| 研究課題/領域番号 |
17K14360
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
数理物理・物性基礎
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| 研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
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研究代表者 |
吉岡 直樹 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 研究員 (10548209)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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| キーワード | 破壊現象 / 非平衡物理学 / 計算統計物理学 / 統計物理 / 計算物理 / 粉体物理 / 統計物理学 / 破壊 / 統計力学 / 機械材料・材料力学 / 自然現象観測・予測 |
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| 研究成果の概要 |
熱活性fiber-bundle模型のフレームワークを用いて、不均一材料の熱活性クリープ破壊に関し、特に微小破壊の発生地点に着目して研究を行った。応力集中がもたらす破壊過程の変化を特徴づけるため、correlation integralとjump distance distributionに注目した。前者について、系の破断が近づくと、微小破壊の発生についてフラクタルな構造が観られることが分かった。また、後者について、非自明な統計分布を見出した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、破壊過程が進むことで応力集中が発生した際、微小破壊の構造を特徴づける量に着目すると、自明な状態から非自明な状態に変化する様子が観測できることを示している。系のパラメタによるところはあるが、この成果は材料の破断を、微小亀裂の発生地点に関する統計量から予測する可能性を示唆している。
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