研究課題/領域番号 |
17K14456
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小谷 弘明 筑波大学, 数理物質系, 助教 (10610743)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 酸化還元活性 / 脱プロトン化 / 分子内電子移動 / コバルト錯体 / 脱プロトン / 配位子ラジカル / 速度論解析 / レドックスノンイノセント / 金属錯体 / 原子価互変異性 |
研究成果の概要 |
酸化還元活性と高いルイス酸性を示すCo(III)イオンとTPA配位子を組み合わせることにより、TPA配位子の脱プロトン化をトリガーとした分子内電子移動の発現とラジカルカップリング反応の進行を見出した。また、1,3-ジケトナト補助配位子の2位に導入した置換基により、Co(III)イオンの還元電位を変化させることで、脱プロトン化錯体における脱プロトン化TPA配位子からCo(III)イオンへの分子内電子移動の制御に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外部刺激の1つである酸塩基反応(pH変化)によるコバルト錯体の分子内電子移動の制御に成功した。つまり、金属中心であるCo(III)イオンのルイス酸性により脱プロトン化した支持配位子が生成し、その脱プロトン化配位子から酸化還元活性なCo(III)イオンへの分子内電子移動によりCo(II)配位子ラジカル錯体が生成する。こうした酸塩基反応をトリガーとした分子内電子移動の制御により、多彩な電子状態の発現が可能となる。
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